前職では大手企業に勤めていたのですが、所属部門が撤退することになったので転職活動を始めました。以前の会社は何かを改善しようとしても上層部にまでは意見が通りませんでした。部長などの役職者とは部屋も違いますし、壁や隔たりが大きくて自分の働きを見てもらえない歯がゆさがありました。
シモヒラ電装は、役職者もパートさんも、同じ部屋で仕事をしています。誰とでも話しやすいですし、意見も言いやすい。自分をきちんと見てもらえているという実感があるのが嬉しいですね。
ちなみに面接のときは、いきなり役員の方たちがずらりと揃って入ってきたのでびっくりしました。何社か受けた中で、シモヒラ電装だけでしたよ（笑）

営業は実際にお客様のところにおうかがいし、生の声が聞けることが魅力ですね。そして何より会社の顔ですから。自分の対応が会社そのもののイメージを左右するということも、責任とともにやりがいを感じます。営業部の人数は4人と多くないのですが、大規模な案件になると多額のお金を動かすこともありますので、やはり非常に大事な仕事だと思います。
取引先の開発の現場に招待していただいて最新の技術やノウハウを学べる機会もあり、社外の方とのつながりができることも営業職の醍醐味の１つです。

もともと営業経験はなかったのですが、製造部、業務部、営業部と色々な部署での仕事を経験し、都度必要な勉強をしてきました。コミュニケーションスキルはもちろんですが、特殊なスキルも多く、在庫管理や配送ルート・便数の調整、電子見積システム、交渉のために必要な下請法など、法律に関する知識も深めることができましたし、ISO（国際標準化機構）の内部監査員の資格も取得しました。

就活をするにあたって、会社の規模や知名度が会社自体の「良い・悪い」の基準にはなりません。大事なのは誰にとって良い会社か、を考えることだと思います。いくら給与が高くて福利厚生が整っている企業でも、ガツガツと頑張り続けないといけない、でもなかなか成果が目に見えない、というような環境にずっといるのはストレスが溜まります。
自分のやったことの成果がちゃんと見えて、努力が反映される会社を選んでほしいですね。面接ではどんな人たちと働くのか、逆に面接して見極めてやるぞという気持ちで臨んでもらいたいと思います。